お正月の定番料理、筑前煮。
賞味期限や保存方法などについては慎重に考えたいところです。
我が家でお節を作る日づけは…
28日に餅つき、29日に黒豆、30日に筑前煮と決まっています。
ですから筑前煮を作って詰めるまでは約48時間です。
まあ二日ですから全く問題ないといってもいいですが、お正月なのでお客様も気を付けて保存しています。
ここでは、筑前煮の賞味期限と保存方法、余った場合の活用方法などをお伝えしていきますね。
筑前煮の賞味期限と消費期限、保存方法
筑前煮は出汁を利かせ醤油も砂糖もたっぷり入るので比較的日持ちがしますよね。
普段だと冷蔵庫で五日くらいは持ちます。
お正月の問題は冷蔵庫が冷蔵しなければならない食材でいっぱいであるということです。
この問題に対して、我が家では…
- 30日の朝作りましたら食材には火が通っている状態で汁を最後まで煮詰めず終了します。そのまま台所で放置です。
- それからその夜もう一度火を入れます。この時点でほとんど完成まで煮ます。
- 終わりましたら家の中で一番涼しいと思われるところへ(我が家では玄関です)。しっかり蓋をしましょう。何か混入しないように。
- そのまま31日の紅白が終わりかかったころもう一度火を入れます。少しお水と酒を振りじっくり中まで火を通しましょう。
- そうしたら冷め切らないうちにまた玄関に移動です。
- 元旦にはそのままお重に入れます。
- 残った場合はまた夜に前日と同じように水と酒とで水分をあたえ中まで火を入れましょう。
この繰り返しで三日まではいけます。
さすがに賞味期限はここまででしょう。
後は冷凍です。
我が家では後のことを考え里いもは別に煮ます。
それをお重でミックスさせます。
里芋は冷凍に向かないので筑前煮とは別にします。
冷凍の仕方とコツ!解凍は?
冷凍方法とコツ
冷凍するときには食材を2㎝角に切りましょう。
ジップロックなどに入れ空気がなるべく入らないようにするのがコツです。
角切りにしておくと解凍にも時間がかかりませんし使いやすいです。
解凍方法
解凍はレンジでチンです。
自然解凍は雑菌が入るのでやめましょう。
余った場合の活用法
前述のように冷凍しておくと2週間くらいは使えます。
何にでも変身しますよ。
グラタン
お勧めはグラタンです。
和食に飽きたくらいに解凍してホワイトソースとチーズをかけてオーブンで焼けば調理要らずの簡単グラタンです。
コロッケ
ジャガイモだけ茹でて解凍したものを混ぜてコロッケにもなります。
お正月の後は洋風がいいですよね。
ひじき煮
ひじきと煮豆を混ぜれば豪華なひじき煮になります。
五目飯
お出しでご飯を炊いて混ぜれば五目飯です。
巾着
余ったお餅を角切りにして解凍筑前煮を油揚げに包んで巾着にします。
餅がとろけるくらいに煮たら美味しい巾着の出来上がりです。
まとめ
筑前煮すごく便利ですよね。
正月でなくても大量に作ってアレンジすれば手抜きの簡単料理が沢山できます。
アレンジを考えて楽しんでくださいね。