コミュニケーション

職場での雑談が苦手な人、苦痛な人は、雑談も仕事だと思うと良いですよ

休憩時間やお昼休み、場合によっては仕事をしている時にも避けられない雑談。
お話好きな人にとっては楽しい時間ですが、苦手な人にとっては地獄の時間です。

仕事に来てるんだから仕事だけさせてくれ。
休憩時間くらい一人で周囲に気を遣わず過ごしたい。

そう思っている人は多く、煩わしい雑談に対して本来の仕事以上にストレスを感じている人もいます。

私も長年、雑談のストレスにどう対応すればいいのか悩んできました。
仕事で気を遣い、休憩時間やお昼休みにまで気を遣って会話を楽しむふりをする。
なんて無駄なことをしているんだろうと。
でも、社会人として円滑な人間関係を送りたいという気持ちがある限り、その苦痛から逃れることはできません。

ちょっとした休憩時間や仕事中の雑談は、スルーすることが可能な場合も多いと思いますが、お昼休みはそうはいかない場合が多く、キツイですよね。

用事を理由に一人で外出したり、一人で外食するのもひとつの方法ではありますが、お昼休みに外出したら疲れが取れないはお金は減るはで良いことはほとんどありません。
対人関係のストレスはたまりませんが、雑談から逃れる対価として、適当かどうかは悩むところです。

毎日外食しても余裕のお財布をお持ちの方であれば、それも良いでしょう。
でも私を含め、そういう方ばかりではありません。と思いたい。

職場によっては、同僚と外食に行くのが日課という場合もあるでしょう。
これもなかなか断りにくいですよね。
気を遣ってお金も使って、良いことナシです。

車の中でお昼を食べる人もいますが、それをすると職場で浮く可能性が高いかな。
割り切ってそういう行動ができるということは、ある意味凄いと思います。
ですが私は対応策として賛成はしません。
人それぞれなので反対もしませんが。

そして、気軽に外出できる環境にない場合もあります。
近くにお店がない。
外出に許可がいる。
などなど…。

そんな場合はもう強制的にお昼休みを苦痛とともに過ごすしか選択肢はないのです。

仕方がないと割り切るしかありません。

…と、悲観的なことばかり並べてきましたが、ここからが本題です。

雑談=仕事だと割り切る

そう、
雑談=仕事だと割り切ってしまえばいい。
それが一番建設的です。

休憩時間やお昼休み、仕事中などに発生する避けられない雑談のすべてを仕事だと認識すればいいんです。

私の場合ですが、雑談を仕事だと思うようになってから、雑談に対するストレスが嘘のように消えました。

仕事だから前向きに取り組むのは当たり前。
仕事なのだから、嫌だとか苦痛だとか思う気持ちが湧いてきません。

仕事だと割り切ってしまうと、思考が180度変わります。

お昼休みも仕事の時間だと割り切ります。

休憩時間だと思うから「なんで休憩時間にまで気を遣って疲れなきゃなんないんだろう。あーストレスたまる」という考えになるんです。

でも仕事だと思うと「お昼休みは雑談の仕事。上手く雑談するために頑張れ脳みそ!目指せ雑談レベルアップ!」
という考えに変わります。

もう、朝、職場へ着いたら、雑談を含めてすべてが仕事。
私はこれですべて解決しました。

…といっても、たまに一人になりたい時や、心底雑談をしたくない日などは、ふらりと外出することもあります。
割り切っても割り切れない日もあるのです。人間だもの。

ただ、これはある程度のコミュニケーション能力がもともとある人限定かもしれません。
私はある程度のコミュニケーション能力を持っているから、仕事と割り切ることで雑談へのストレスを解消することができました。

でも、コミュ力がない場合はそもそもの解決にはならないんです。
なぜなら、会話したいと思っても、できないから。
これは決してバカにしているわけではなく、深刻な悩みです。

仕事と割り切ることで解消できる=会話する基本的な能力はそこそこある

ということです。

笑顔で相槌を打てる程度のコミュ力で十分

ですが安心してください。
皆さん誤解しているかも知れませんが、コミュニケーション能力と言っても、別に特別すばらしい会話ができる必要はありません。

笑顔で相槌ちを打てるだけでも立派な能力です。十分です。

私が今まで関わってきた人たちを元に考えると、9割以上の人は普通にコミュニケーション能力というものを持っていると思います。

残りのほんの少しの人たちが、ちょっと難しいかな…という感じの人たち。
常人には理解できない感覚を持っている、ちょっと違う人たちです。
正しいかそうでないかではなく、ただ単純に、一般的に普通のひととは違う、という表現が適切かと思います。
私がここで体験談や考えを書いても、残念ながらこの位置にいる人たちの役には立てません。すみません。

ここまでこれを読んでくれた方の中で、少しでも共感してくれる人がいたら嬉しいなと思います。

環境を変えられないなら、考え方を変えてみると、何かが変わるかも知れませんよ。