職場でのあいさつ。
「おはようございます」
「お疲れ様です」
代表的な挨拶はこの二つでしょう。
朝、出勤したら、エントランス、廊下はもちろんですが、駐車場・駐輪場といったところから挨拶はきちんと、めんどくさがらずにしていくことが大切です。
顔見知りなら、にっこり笑って、または少し微笑んで、恥ずかしがりやさんでそれがムリなら相手の目をみて自分から挨拶するだけでも良いですよ。
朝でテンションが低くても、真顔で良いので挨拶だけはしましょう。
ムリに笑顔を作らなくても、それはそれでOKです。
相手が挨拶してくれたから返すのではなくて、自分から進んで挨拶をすることがポイントです。
大きな職場に勤めていて、相手に対して面識はないけれど職場の人だということは分かっている、という場合は、ムリに目を合わせる必要はないです。
目を合わせ過ぎると逆に気持ち悪い場合もあります。
何ガン見してんの?みたいな。
ですので、相手に聞こえる程度の声で挨拶するか、軽く会釈するくらいで良いかな、と思います。
知らない相手だからといって無視するのではなく、軽く挨拶をしましょう。
挨拶は減りません。減らないのですから、出しても損はしません。そして出せば自分の徳になります。
どんどん出して行きましょう。
挨拶をしても返ってこない場合が多々ありますが、無視されても気にしない。
そんなことで心を乱されることはもったいないので、さらりと流しましょう。
そして、返してくれなかった相手に対しては、返してくれなかったからもう挨拶しない、というのではなく、気にせず毎日挨拶しましょう。
そのうち返してくれるかもしませんが、一番良いのは気にしないこと。
返ってくるものだと思わなければいいのです。
ただ、「やってられっか!」の心境になったら、無理にしなくてもOKです。
挨拶は簡単で最強なツール
挨拶というのは想像以上に効果があります。
朝、きちんと挨拶をしてくれる相手のことを、された方はけっこう覚えていて好感をもつものです。
名前は知らなくても、「ああ、毎日感じ良く挨拶してくれる人ね」と好印象をもってくれます。
職場周辺や廊下では、どんな人に出会っているか分かりません。
将来の上司と毎朝すれ違っているかも知れません。
いつか一緒に仕事をするときが来た場合、毎朝の挨拶があなたの評価を高めてくれていることは間違いないでしょう。
逆に”挨拶をしない”ということは想像以上にマイナスになっていることに気付いてください。
挨拶ができない、しない人間のことを、周囲はけっこう見ています。
そしてそれが評価につながる場合もあります。
仕事の評価につながらないまでも、人間関係でマイナスになる場合もあります。
「あの人、全然挨拶しないよね」
「向こうから挨拶されたことがない」
こんな風に話題になってしまうことも。
挨拶をしないことは、百害あって一利なしです。
朝はテンションが低くて挨拶する気分じゃない
低血圧だから無理
知ってる人にだけすればいいじゃない
向こうがしたら返せばいい
こんなことを考えているあなたは、考えを改めましょう。
朝の『おはようございます』
そして、日中の『お疲れ様です』
退勤時の『お疲れさまでした』『お先に失礼します』
これらの挨拶は、円滑なコミュニケーションをとるための、そしてあなたの評価を高めるための、とても便利な言葉たちです。
便利で簡単。
こんなに簡単にあなたの評価を高めることができるツールは他にないのではないかな。
職場環境もありますので、自分の職場はどんな感じなのか、一度周囲を見渡してみてください。
挨拶をしない職場…というのも、もしかしたらあるのかも知れませんので一概には言えませんが、多くの職場で挨拶は重要なツールであることは間違いないでしょう。
謎な人種への対応
中には、同じ職場で仕事をしていてお互いに知っているにも関わらず、自分と相手しかいない状況で面と向かって挨拶をしても、無視してくれるような素敵な神経の持ち主もいます。
ビックリするような神経の持ち主が、世の中にはいるんですよね。
あなたの精神力にもよりますが、減らないし別にイイや、と思って挨拶し続けてもヨシ。
やってられっか、でもヨシ。
状況に応じて対応してください。
更に、挨拶したら「うるさい」と返された、なんてことも。
そういう謎な人間に対しては、よく観察して相応の対応をしましょう。
うるさいなら会釈程度にしておくか、それとも、居ない人間とするかはあなた次第です。
社会生活の必須スキル、挨拶
普通に社会生活を送るにあたり、挨拶は基本中の基本で、できて当たり前。
でもできない人もかなりいるから、きちんとできると評価があがる。
という性質を持っています。
社会生活が慣れないうちだったり、または性格的に消極的だったり恥ずかしがりやさんだったりする場合など、難しい場合もあるかも知れません。
でも、人間として生きていくうえで必須のコミュニケーションツールです。
少しずつでも、自然に挨拶が出来る性質を身に着けていくことをおすすめします。
慣れてしまうと案外簡単なものですよ。
人によっては無意識レベルで簡単なものですが、苦手な人には難しい、それが挨拶。
奥が深い…。